厚生労働省ホームページより抜粋
2012年8月24日厚生労働省発表データより
毎年、医療費の増加が叫ばれている中で昨年度の集計が発表された。
依然、伸び率に変わりがないことがわかる。
平成19年度33.4兆円という規模の費用が、平成23年度では、37.8兆円に増加している。
医療費の動向調査は審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険団体連合会)で審査された診療報酬明細書等を取りまとめた統計であるため、東日本大震災において自衛隊の医療班や国内、国外から派遣された医療支援チーム等が行った医療で診療報酬請求が行われていないものについては統計に含まれない。また、東日本大震災の被災医療機関が診療録等を滅失又は棄損したり、地震発生直後における診療行為を十分に把握することが困難である等により概算請求を行った医療費等、及び、被保険者証の提示なく実施した医療で保険者が不明となっている医療費等についても統計に含まれていない。 (保険者不明医療費;平成24年3月分約5万円)
一方、受診延べ日数を見てみると、平成19年の26.7億日から平成23年度では、26.2億日と少しずつではあるが減少傾向が見られる。
医療費の増加、高齢者のさらなる増加…。
これからの医療情報の動向から目が離せない状況です。