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約3割の人が、医薬品と健康食品やサプリメントの違いを理解していない
著者:PT-OT-STチャンネル オンラインジャーナル 事務局
くすりの適正使用協議会は今年6月、全国の20歳以上の男女900人を対象に「くすりの適正使用」に関する知識と実際の行動について調査を実施。
- 約9 割の人が「自分が病院で処方された薬を家族に譲渡してはいけない」ことを理解しているにも関わらず、そのうちの約4 割は譲渡した経験がある(グラフ4)
- 約8 割の人が「内服薬を水以外の飲み物でのんではいけない」ことを理解しているにも関わらず、そのうちの約6 割は内服薬を水以外の飲み物でのんだ経験がある(グラフ5)
<『くすりに対する知識と意識に関する調査』結果 まとめ>
くすりの適正使用協議会『くすりの知識10 ヵ条』
インターネットを通じて一般用医薬品を購入する際に生じる可能性がある問題への意識について本調査で確認をしたところ、約3割が購入した医薬品の「使用期限が期限切れ間近(3か月前)」、「医薬品のパッケージが破損」という状態でも、「そのまま使用する」と回答。
さらに一般市民のくすりに対する知識や意識を明らかにするにあたり、医薬品医療機器等法に追加される「国民の役割※」についての認知を確認したところ、81%が国民の役割について「まったく知らない」と回答。
この「国民の役割」では、一般市民が医薬品等を使用する際に適正に使用すること、そして医薬品等の有効性と安全性について知識と理解を深めることを求めるものだそうです。
医療従事者としては、改正薬事法があることをしっておかなければなりませんね。
※国民の役割 (改正薬事法 第1 条の項6):医薬品等を適正に使用するとともに、これらの有効性及び安全性に関する知識と理解を深めるよう努めなければならない。
http://www.rad-ar.or.jp/information/pdf/nr14-140723.pdf
(くすりの適正使用協議会『くすりの知識10 ヵ条』)
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